「下肢静脈瘤」と「下肢静脈血栓症」と「エコノミークラス症候群」の違い【前編│下肢静脈瘤】

見た目が気になる「下肢静脈瘤(じょうみゃくりゅう)」

静脈内にある逆流防止の弁が壊れて、下肢に静脈血がたまってコブができている状態。
足の表面にボコボコと血管が浮き出てくるので、見た目で悩んでいる人が多い病気です。

基本的に女性がなりやすい病気です。
(足の筋力不足、妊娠出産、立ち仕事などが大きな原因です)

【下肢静脈瘤って?】

■「静脈」:末梢の毛細血管網から血液を心臓に向けて送る血管。
動脈に比べて壁が薄く、中静脈以降には弁があって逆流を防ぐ。
(静脈血は、体内の老廃物や炭酸ガスを多量に含んでいる)
■「瘤(りゅう/こぶ)」:打撲や病気に寄って皮膚や臓器の一部が盛り上がったもの。

動脈を通って足元まで巡った血液が、今度は静脈を通って心臓に戻ろうとするとき、
重力で逆流しないために静脈の中に逆流を防ぐ弁がついています。
(人間の体って本当によく出来ていますよね!)
でも、その弁が壊れてうまく機能しないと、血液が逆流して足の下のほうに溜まって、
静脈に瘤(こぶ)ができてボコっと足が膨れてしまいます。
この状態が下肢静脈瘤です。いわゆる静脈にコブができているってことですね!

人間だって、もともと四足歩行だったのが二足歩行に変化しただけ。
四足歩行の動物よりも、人間の足と心臓の距離は大きくなっているぶん、
足の静脈の血が心臓に戻りにくいんです。

【下肢静脈瘤になりやすい人(逆流防止弁が壊れやすい人)】

・基本的に女性がなりやすい病気
・立ち仕事の多い人:理容師さん調理師さん看護婦さん等
・座りっぱなしの人:デスクワークが多い人
・妊婦さんや中年以降の女性、肥満の人
・遺伝的な人

【下肢静脈瘤の主な症状】

・脚のむくみやだるさ、痛みなど
・こむら返り
・(重症になると)下肢皮膚潰瘍(かいよう)

【下肢静脈瘤の予防や治療】

・弾性ストッキングを履く
・立ち仕事、肥満を避ける
・脚を定期的に動かす

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