●脚(特にふくらはぎ)の筋肉を使うことを意識して歩く
スニーカーを履き、かかとから着地して親指で地面を蹴りだすようにして、散歩やジョギングを行うと効果的。ハイヒールをよく履く人は、定期的に履かない期間を入れよう。
●長時間にわたって、同じ姿勢を保ち続けない
静脈の血流を促すために、意識的に姿勢を変えたり、脚を動かしたりすると良い。
●ガードルなど、締めつけの強い下着はできるだけ避ける
締めつけが強いと、脚の静脈血がうっ滞することがある。はく場合は、太ももや股関節周囲の締めつけ感が少ないものを選ぼう。反対に弾性ストッキングやハイソックスは、下肢静脈瘤の予防効果が期待できる。
●太りすぎに注意する
肥満により腹圧が高くなると、静脈血が心臓に戻りにくくなる。それとともに、静脈瘤が皮下脂肪で隠れてしまい、早期発見が難しくなるので注意が必要。適度な運動で、肥満を解消しよう。
●風呂あがりなどに、脚をよく観察する
むくみや色(赤み)の左右差がないかチェックしよう。脚の裏側は自分では分かりにくいので、家族などに確認してもらうと良いだろう。
●寝るときは足先を高くする
足の下にまるめた座布団などを敷き、心臓より高い位置ま