ヘパリンカルシウム(在宅自己注射)について

これまで自費だったヘパリンカルシウムの在宅自己注射ですが、、、
平成24年1月から在宅自己注射が保険適応になりました!!

朗報ですね。

ただし、保険適応になる人とならない人がいるようなのでご注意を。

■ヘパリン在宅自己注射の保険適応基準
血栓性素因(先天性アンチトロンビン欠乏症、プロテインC欠乏症、プロテインS欠乏症、抗リン脂質抗体症候群など)を有する患者が、不育症例の一部に該当。(このうち抗リン脂質抗体症候群は、抗カルジオリピン(CL)β2GPI複合体抗体、抗CLIgG抗体、抗CLIgM抗体、ループスアンチコアグラント抗体検査のうち、いずれか一つ以上が陽性で、12週間以上の間隔をあけても陽性の場合。再検して陰転化した場合はアスピリンが適応となり、ヘパリンの適応とはなりません。

対象患者としては、
①血栓性素因
先天性アンチトロンビン欠乏症、プロテインC欠乏症、プロテインS欠乏症、抗リン脂質抗体症候群など
②深部静脈血栓症、肺血栓塞栓症既往
③巨大血管腫、川崎病や心臓人工弁置換術後

人によって適応、不適応の規定が細かく決まっているようです。
わかりにくい!!

私もいまいちピンとこないこの保険適応条件。。。
これについては、勉強してから随時更新していきますね。